松武秀樹さん「そしてタンスは途方に暮れる」その2
前回の続き
「そして僕は途方に暮れる」の、
チャチャッ、チャチャチャチャッ
というリフを刻んでいるパーカッシブな音色の解説。
マリンバの音色を当てはめてみたものの、何か違うと違和感があったそうです。
それで1から音を作ることに。
結果、とても印象的な音色になりました。
松武氏の話を聞くまで気づきませんでしたが、
このリフを刻んでいるパーカッシブな音色は、曲中3つの音色が存在するそうです。
確かに、オクターブ下のオシレーターを足したものなど、
フレーズは同じでも音色が異なりました。
これがプロの技、プロの一手間、プロの発想なのですね!
筆者は、この話に感動!!
解説中、もちろんタンスをリアルタイムで操作して演奏もしてくれました。
つくも神という話もありますが、
特にmoogモジュラーは、数々の仕事をしてきた、百戦錬磨のオーラ、
風格をひしひしと感じました。
確実に物に魂が宿ると感じました。
セミナー後にサインも頂いて、この上なく満足な時間を頂きました。
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